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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療

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がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 100
膠芽腫の治療とりわけ、化学療法に関して詳述します N Engl J Med 2005; 352:987-996にて発表されたStuppレジメンは衝撃的な内容でした それまで数十年間殆ど変化の無かった 膠芽腫の治療において生存曲線を10-20%押し上げるものでした。...
2月4日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 99
膠芽腫の治療について詳述します 切除については 全摘 画像で見える腫瘍部分を全摘する →ミクロの腫瘍が必ず残存する 全摘が不可能であれば部分切除、生検 切除した後は術後化学放射線療法を行います。これについては治療において2005年以降大きなパラダイムシフトが起こっています...
2月3日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 98
膠芽腫(GBM)glioblastomaについて詳述します ・成人の原発性悪性腫瘍で最多です ・不整形なリングエンハンスメントを示します ・浸潤性に増殖し正常能脳との境界は不明瞭、画像の範囲を超えて浸潤します 原発性膠芽腫(primary...
2月2日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 97
脳腫瘍について詳述します 患者数は、圧倒的に転移性>>原発性です。 転移性とは脳に転移してきた腫瘍であり、原発腫瘍としては肺、乳>消化器>原発不明の頻度となります。 ※予後は原発腫瘍の状態で決まる 原発性とは脳から発生した腫瘍であり、...
2月1日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 96
泌尿器がんにおいて在宅医療医が注意することは、下記に挙げられます 腎がん ü画像で偶然発見される ü切除後は健常人と同じ ü分子標的薬と免疫療法の副作用に注意 尿路上皮がん ü再発が多い ü進行がんは胃がんなどの経過と同様に予後不良生存期間中央値1年 前立腺がん...
1月31日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 95
精巣がんは、過去には若年男性死因の第一位でしたが現在は転移がんも化学療法で根治可能 *一部のハイリスクは予後不良 (non-seminomaで縦郭原発、肺以外の臓器転移、腫瘍マーカー異常高値) SeminomaとNon-seminomaに分類 Seminoma...
1月30日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 94
前立腺がんの治療として、転移がん(遠隔、リンパ節)について詳述します。 ホルモン療法 すべて男性ホルモンテストステロン産生を抑制する治療 除睾術…手術で両側睾丸を切除 LH-RHアナログ(ゴセレリン、リュープロレリン) →初期に抗アンドロゲン薬(ピカルタミド、フルタミド)を...
1月29日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 93
前立腺がんについて詳述します。 有病率は高いが、死亡率は高くない癌であり、 緩徐進行性が多いことが特徴です。 限局がんと転移がんで治療が大きく異なります。 ・限局がん:切除が放射線治療などの局所治療を行います。 ・ホルモン治療、化学療法などの全身治療必要であり、遠隔転移は骨...
1月28日読了時間: 1分

高齢者の転倒リスクを17%低減!高強度のバランス訓練が効果的#
転倒に対する運動介入の効果 Sherrington C, Whitney JC, Lord SR, Herbert RD, Cumming RG, Close JC. Effective exercise for the prevention of falls: a...
1月27日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 92
尿路上皮がんについて詳述します 腎盂、腎杯、尿管、膀胱の内腔を覆う移行上皮から発生するがんであり ・ どの部位から発生しても同じ性質 ・ 時間的/空間的多発性がある の特徴を有します。 リスクファクター:喫煙であり、遠隔転移例は根治不能、生存期間中央値は約1年です。...
1月27日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 90
腎がんの治療に関して詳述します 限局がんに関しては 外科的切除 術後補助療法の有効性は証明されていない 転移がんに関しては 転移がんでも原発巣切除で予後が改善する症例もある →インターフェロン、VEGF阻害薬の化学療法が有効 緩徐進行性では転移巣切除で長期予後の場合もある...
1月25日読了時間: 1分
重症度判断基準:体温とバイタルサイン
施設スタッフに、「患者さんが何℃以上であれば連絡したほうがよいですか?」と聞かれることがよくあります。 一応、「38℃以上になれば連絡してください」などど答えていますが、実際は、医師は熱だけで重症度を判断しているわけではありません。他のバイタルサインと合わせて、重症度を判断...
1月24日読了時間: 2分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 88
ここで婦人科系がんで使用されるカルボプラチン+パクリタキセルについて詳述させて頂きます。 ・子宮体がん・頸がん、卵巣がんで標準的に使用され、特に卵巣がんでは長期間使用します ・カルボプラチンの長期使用でアナフィラキシーショックを生じることあり、投与中に生じることもあります...
1月23日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 87
卵巣がんの治療は、 ごく早期を除き、術後抗がん剤治療が必要です。 具体的には、カルボプラチン+パクリタキセルを投与します。 ・化学療法感受性であり ・進行がん患者の生存期間中央値は約2年です ・腫瘍マーカーはCA125が有効です You...
1月22日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 86
卵巣がん・原発性腹膜がんについて詳述します。 まず特徴として、婦人科がんで死亡する患者数が最多であり、50-60歳代に多い ハイリスクは 卵巣がんや乳がんの既往歴です 早期発見が難しく 診断時 多くの場合がステージⅢ~Ⅳ (腹膜播種、後腹膜リンパ節転移、遠隔転移)...
1月21日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 85
子宮体がん(子宮内膜がん)について詳述します 閉経後女性に多く(中央年齢63歳)、高齢女性の不正性器出血に注意が必要です 高リスクは下記です 高年齢 エストロゲン製剤 タモキシフェン 少ない妊娠回数 リンチ症候群、糖尿病 高脂肪食など ...
1月20日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 84
子宮頸がんの治療は病期において治療選択が異なります 早期: 外科的治療 切除困難例に関しては 化学放射線療法を行います:放射線感受性が高い 放射線治療 50.4Gy/28回 Day1~ シスプラチン 40mg/m2 Day1,8,15,22,29 進行がんには...
1月19日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 83
がんにおいて唯一存在する子宮頸がんワクチン= HPV(ヒト乳頭腫ウィルス)ワクチンについて詳述します ・高リスクウィルスの感染を予防できる(16,18>31,33,35,45,52,58) *米国では9価ワクチンも使用可能 ・子宮頸がんはワクチンは予防可能な唯一のがん...
1月18日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 82
少し戻りまして胆道がん、膵がん患者に一般在宅医が遭遇するケース 胆・膵がんは予後不良で、長期に元気な症例は少ない ●胆道の問題:胆管炎、狭窄や閉塞による黄疸 再発や進行に伴う症状 ●肝転移やリンパ節転移による閉塞性黄疸...
1月17日読了時間: 1分

がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 81
今回から婦人科系がんに関して詳述します 婦人科がん ●子宮頸がん ●子宮体がん(子宮内膜がん) ●卵巣がん・原発性腹膜がん ●化学療法はすべて、カルボプラチン+パクリタキセル 子宮頸がん ●婦人科がんで最多・発症年齢は、子宮体がんよりも若い...
1月16日読了時間: 1分
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