6月30日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する12パーキンソン病は脳内でのドパミン不足にて生じる病態です。但し、ドパミンを直接投与しても脳内には届かず前駆物質であるドパ処方にて脳内のドパミンを補充する治療がパーキンソン病の主たる治療です。そして、ドパはパーキンソン病治療において50年間不動のチャンピオンであり、他治療を追随...
6月29日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する11パーキンソン病の病態は非常に明解で、神経細胞からのドパミン減少に伴いドパミン受容体への興奮が減少することによります。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com) You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より...
6月28日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する10パーキンソン病の症状を呈する疾患は上記のように必ずしもパーキンソン病に限りません。次回より類似症状を呈する疾患及び治療に関して説明していきます。You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より https://www.youtube.com/channel/UC...
6月27日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する9パーキンソン病の発症は環境要因と遺伝的要因の足し算であり 環境要因の寄与度、遺伝的要因頻度・寄与度は多様です 発症、進行度に関しては明確なことは分からず、不安も多いのですが Uncertainty is hope 不確かさは希望...
6月26日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する8αシヌクレインとプリオンの相同性は上記のようにまとめられると考えられます。 単一の原因では説明困難なパーキンソン病ですが、αシヌクレインは重要な要素を占めると私は考えます。You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より...
6月25日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する7前回よりαシヌクレインは中枢神経において伝搬する動物実験での結果を示しましたが、腸管の神経叢より中枢神経に伝搬する経路もあります。 これより、αシヌクレインはBody first? Brain first?という議論が生じます。これについては結論がついていません。とても興味...
6月24日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する6上図が示すようにαシヌクレインは、脳内へ注入すると伝搬していくことが動物実験で確認されています。また腸管周囲の神経から延髄、仙髄への伝搬も確認されています。 まさにこの挙動はプリオンと似ているものであり、αシヌクレイン仮説≒プリオンと類似していることが示されています。You...
6月23日読了時間: 1分 パーキンソン病を科学する5αシヌクレインはレビー小体型認知症に有名な病理所見ですが、これはパーキンソン病患者にも確認される病理所見でもあります。また、αシヌクレインは脳だけでなく、副腎、腸管などのあらゆる臓器で確認されます。これは、パーキンソン病などで便秘が運動症状に先行し、レビー小体型認知症で起立...
6月22日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する4パーキンソン病の原因としてαシヌクレイン仮説は非常に興味深いものです。 本来有用なタンパクですが、様々なタンパク質の機能障害の原因ともなり、その振る舞いはプリオンと非常に似ています。次回以降、この点に関して深堀していきます。在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市...
6月21日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する3PINK1,Parkinなどの遺伝子は、家族性パーキンソン病の原因遺伝子として知られています。これらは、ミトコンドリア(酸素を使いエネルギーを産生する細胞内器官)異常をきたしパーキンソン病を発症することが明らかになっています。...
6月20日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する2パーキンソン病の原因は、単一因子でなく複合因子に依るとするのが現在の医学的理解です。その一つとして酸化ストレス仮説が言われておりドパミン代謝においても活性酸素を生じドパミン神経細胞死に至らしめるとされています。酸化ストレスを生じる原因はドパミン代謝以外にも上記に挙げれるもの...
6月19日読了時間: 1分パーキンソン病を科学する1今回からパーキンソン病に関して、科学していきたいと思います。 まず、パーキンソン病の原因は単一因子で説明困難であり、上図のように多様な因子によるものと現在では考えられています。 You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より...