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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療
神奈川県逗子市桜山2-2-54
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FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
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2024年9月13日読了時間: 1分
心不全を科学する2
心不全と脱水は、体循環として循環する血液量が足りていない(必要量を1.0とすると、循環量は0.9のような状態)のですが、病態は全く異なります。 これは、単純組織から戻る血液も足りてない状態です。 つまり肺循環が足りていない、体循環も足りていない=脱水と評価されます。 ...
2024年9月12日読了時間: 2分
褥瘡は、この世から無くなるのか?
褥瘡は、ただの皮膚の傷ではありません。哺乳類が陸上に上がれたのは皮膚のおかげであり、母なる海を体内に止めおく重要なバリアーの破綻が褥瘡です。当然、このバリアーの破綻は感染の原因となります。そして体圧管理、湿潤療法など行っても残念ながら褥瘡が良くならない方もいます。これは、全...
2024年9月12日読了時間: 2分
心不全を科学する1
本日より心不全の病態を科学してまいります。在宅医療は医療的介入(治す医療)よりケアが主体となる医療(苦痛の除去、栄養管理等)と考えがちです。 しかし慢性心不全治療は新しいパラダイムへ入り、在宅医療において慢性心不全に対しては治療により劇的に症状改善する患者様を目のあたりにす...
2024年9月11日読了時間: 3分
褥瘡管理における体圧管理と湿潤環境の重要性
褥瘡は、そもそも論で体位変換できない状態の部位に持続的に圧力がかかることにより生じます。なので、褥瘡治療に対し、湿潤療法を熱心行ったとしても、かかる圧力を減じなければ根本的にはいつまで経っても褥瘡はよくなりません。褥瘡予防のために頻回に体位変換するのは、言うは易しで非常に大...
2024年9月11日読了時間: 2分
がん緩和ケア医療を科学する31
自身は医師を志すきっかけが東洋医学であり、漢方に対する思い入れと畏敬は未だにあります。そしてお世話になった先生も元々脳外科医であり、医師になった後も御縁のある先生でした。 現在でも様々な場面で漢方を用いますが、時に精神症状への漢方処方は有効と考えています。...
2024年9月10日読了時間: 3分
褥瘡に対する湿潤療法について
病院勤務時代の術後の患者さんで、創部治癒遅延が予想される患者さんに対してはカラヤヘシブという被覆材を用いていました。とても有用な被覆材ですが高価であり、通常の薬局などで購入することができず褥瘡治療に援用することができません。褥瘡に対してはサランラップを用いて湿潤環境を保つ治...
2024年9月10日読了時間: 1分
がん緩和ケア医療を科学する30
患者さんの御家族から「先生、あとどれくらですか?」という問い度々頂きます。 正確な予測は困難ですが、月単位、週単位、日単位などの返答をする場合が多いです。 終末期の余命について、少しだけ科学的予測も可能です。 生命予後の予測は、患者の意向を反映した治療を選択するうえで重要で...
2024年9月9日読了時間: 2分
褥瘡治療の理論的背景:湿潤療法の重要性
褥瘡治療とは、軟膏の種類を変えてみたり、創傷被覆材を変えてみたりすることではありません。 褥瘡を治すには、「なぜ褥瘡ができるのか」、「傷(キズ)が治るということはどういうことなのか」といった、理論的な背景を知っておく必要があります。...
2024年9月9日読了時間: 1分
がん緩和ケア医療を科学する29
がんの皮膚浸潤に伴う悪臭について(乳がん,頭頚部がん,皮膚がん) 原因は 腫瘍の自壊+皮膚常在菌からの揮発物質(アミン、カタベイン、イソ吉草酸、酪酸) ➤悪臭を取るためには、腫瘍の自壊部分を取り除き、洗浄+原因菌を除去していく必要があります。 処置方法として...
2024年9月8日読了時間: 2分
入院すると認知症が悪くなる?
それまで日常生活において特段問題なかった患者さんが入院により、認知機能障害が顕在化することがよくあります。認知症という言葉は、非常に一般的ですが、この病気は様々な特徴ある病態により病名が異なってきます。また症状においても中核症状と周辺症状と呼ばれる病状です。周辺症状は BP...
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