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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療
神奈川県逗子市桜山2-2-54
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FAX 050-3145-2736
平日9時~17時
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2024年9月3日読了時間: 1分
がん緩和ケア医療を科学する23
癌疼痛のある患者に対して オピオイド+抗うつ薬、抗痙攣薬、抗不整脈薬、ケタミンは推奨されるか オピオイドの増量にて充分な鎮痛が得られない場合が時にあります。自身は骨肉腫などの筋骨格筋系の悪性腫瘍にて疼痛管理に苦慮した経験が多く、そうした場合ケタラールなどのを併用して有効な鎮...
2024年9月2日読了時間: 2分
ACOとは:ぜんそくとCOPDの特徴を併せ持つ疾患
喘息×COPDの併存するACOとは ACOとは、ぜんそくとCOPDの特徴を併せ持つ疾患「ぜんそく・COPDオーバーラップ」です。 基本的には「40歳以上で気管支拡張薬吸入後の1秒率が70%以下」 COPDでありながら、ぜんそくの既往やいまなお変動性(日内、日々、季節)発作性...
2024年9月2日読了時間: 1分
がん緩和ケア医療を科学する22
呼吸困難の時Up Date! 抗不安薬・オピオイド・ステロイドの3点セット!(内服困難時はミダゾラム注も) とりわけ在宅診療において肺がん、COPDの末期などでは鎮静が重要です。 自身はミダゾラムによる鎮静が速やかに行えることがとても重要と考えており、薬液詰めなどの時間含め...
2024年9月1日読了時間: 2分
大動脈解離を見逃すな!
症例1 症例2 先月は当クリニックにて立て続けに2例大動脈解離を経験しましたので、緊急往診にて自宅で撮影したレントゲンを共有いたします。幸い2症例とも破裂前に受診、搬送し事なきを得て一安心しております。症例1の病歴は①胸を掴まれる様な感じ、②冷や汗、③喉の痛み、④嗄声で、少...
2024年9月1日読了時間: 1分
がん緩和ケア医療を科学する21
緩和医療で欠かせない持続皮下注射(CSI: Continuous Subcutaneous Injection)ですが、持続静脈注射と同等の効果で、かつ血管確保の必要がない簡便な投与経路であることが重要です。 注意すべきは下記の2点があります。...
2024年8月31日読了時間: 4分
認知症と薬の真実:再生不可能な神経細胞と治療の難しさ #認知症
認知症が薬で治るか?という問いの前に認知症とは病気なのでしょうか?人の神経細胞は再生しません。一応、これは原理原則であり、実際再生される部位もあります。但し、人間神経細胞が再生しないことは、理に適っていると私は考えます。もし、脱落した神経細胞が元通りに戻ればよいのですが、エ...
2024年8月31日読了時間: 1分
がん緩和ケア医療を科学する20
高度腎機能障害 のある患者において、どのオピオイドを使用すればよいか?は時に生じる問題です。 高度腎機能障害のある患者(eGFR30未満)の癌疼痛患者においてはフェンタニル、ブプレノルフィンの投与が推奨されます。 注意して投与可能は、...
2024年8月30日読了時間: 4分
介護保険と医療保険の違い
自身、勤務医時代に介護保険と医療保険の明確な違いを理解できていませんでした。以前の施設で勤務していた時にデータ整理の際に10年間で約1万人の脳卒中診療に携わり、7千人の脳梗塞患者を診ていたことを知りました。その中でかなりの患者さんが介護申請を行い、施設ないし自宅へとしていた...
2024年8月30日読了時間: 1分
がん緩和ケア医療を科学する19
ROOにはアブストラル舌下錠,イーフェンバッカル錠があります。舌下と頬部に置く違いありますが経粘膜から投与します。 幾つかの注意として ①原則経口モルヒネ換算のベースをバッカル錠は30mg/日以上、舌下錠は60mg/日以上使用 ②バッカル錠は50 or...
2024年8月29日読了時間: 3分
パーキンソン病診断の新手法!MIBG心筋シンチグラフィーとは?#病気
パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性の疾患です。診断に関してはMIBG心筋シンチグラフィーと呼ばれる、心臓の交感神経の状態を診る検査を行う場合もあります。これは、MIBG(メタヨードベンジルグアニジン)というノルエピネフリン(ノルアドレナリン...
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