11月12日読了時間: 3分褥瘡にラップ療法は本当に大丈夫?傷口にラップっていいの? 熱傷・褥瘡、専門家の見解は:朝日新聞デジタル ( asahi.com ) この記事の中で、日本熱傷学会は傷口にラップは「絶対に使ってはならない」、日本褥創学会は「やむ得ない場合は考慮してもよい」との見解を出しています。...
11月12日読了時間: 2分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する16がん緩和ケアにおいて在宅医療医が必要とされる共通言語がいくつかあります。 例えば診療情報などにCR、OS、PRなどの言葉は頻繁にでてきます。こうした言葉を理解していないと『先生、私はあとどれくらいですか?』『病気の状態は、どんな感じですか?』という問いに正確に答えるか否かは...
11月11日読了時間: 4分認知症は薬で治るのでしょうか?認知症が薬で治るか?という問いの前に認知症とは病気なのでしょうか?人の神経細胞は再生しません。一応、これは原理原則であり、実際再生される部位もあります。但し、人間神経細胞が再生しないことは、理に適っていると私は考えます。もし、脱落した神経細胞が元通りに戻ればよいのですが、エ...
11月11日読了時間: 1分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する15がん治療においてガイドラインなどに準じた標準治療という選択肢があります。 ただし在宅医療の対象となる高齢者・併存疾患のある癌患者において強力な治療ができない場合があります。 こうした場合体力や併存疾患によって個別に治療を選択する必要があります。こうした治療選択において、何を...
11月10日読了時間: 3分気管切開患者さんへの朗報~持続吸引器「アモレSU1」の使用経験気管切開をして人工呼吸器を装着している患者さんは、自分の力では痰が出せませんので、適宜、気管内の痰の吸引が必要です。 人工呼吸器などを使用している患者様を自宅で看る際の一つ、ネックがカニューレ吸引があります。 *呼吸の通り道の掃除のイメージです...
11月10日読了時間: 1分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する14前回までは緩和ケアに関するテーマでしたが、ここからがん治療に関する総論を述べていきます。まずがん治療を行うか否かの指標としてPerformance Statusという一般状態を示す指標があり、一般的にPSと略称されます。ここで重要なことはPS0-2までは化学療法の適応ありま...
11月9日読了時間: 4分介護保険と医療保険の違い自身、勤務医時代に介護保険と医療保険の明確な違いを理解できていませんでした。以前の施設で勤務していた時にデータ整理の際に10年間で約1万人の脳卒中診療に携わり、7千人の脳梗塞患者を診ていたことを知りました。その中でかなりの患者さんが介護申請を行い、施設ないし自宅へとしていた...
11月9日読了時間: 1分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 20非小細胞癌の特徴は✓全肺癌の8割 ✓手術後の再発多く再発後は予後不良です。 非小細胞がんの5年生存率の性別、ステージごとに 男性 40.8% 女性 61.0% Ⅰ期(ステージ1) 84.1% Ⅱ期(ステージ2) 54.4% Ⅲ期(ステージ3) 29.9%...
11月8日読了時間: 3分薬剤性パーキンソニズムの注意点パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性の疾患です。診断に関してはMIBG心筋シンチグラフィーと呼ばれる、心臓の交感神経の状態を診る検査を行う場合もあります。これは、MIBG(メタヨードベンジルグアニジン)というノルエピネフリン(ノルアドレナリン...
11月8日読了時間: 2分がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 13せん妄の薬 Up Dateしたいと思います。 死亡直前の終末期せん妄は90%の患者に生じ、家人・スタッフの強いストレスとなります。まず治療の決め手は抗精神病薬であるが、睡眠薬(BNZ)の併用が重用されます。 オランザピンは半減期長く、長時間続くせん妄/嘔気に使い易い薬剤です...