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逗子、葉山、鎌倉、横須賀、横浜市金沢区の在宅医療
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2024年5月23日読了時間: 1分
失禁関連皮膚炎(IAD: incontinence associated dermatitis)を科学する13
IAD予防の為のリスクアセスメントとして 全身要因・皮膚の脆弱化を予防するためには 低栄養状態 血糖コントロール不良な糖尿病 放射線治療中や治療歴(骨盤腔照射に限る) 免疫抑制剤使用中 抗がん剤薬使用中 ステロイド剤使用中 抗菌薬使用中 ドライスキン 浮腫...
2024年5月22日読了時間: 2分
ベルソムラ錠からデエビゴ錠への変更について(オレキシン受容体拮抗薬:睡眠への新たなアプローチ)
昨今、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の問題(依存、認知機能低下、転倒リスク増など)が言われるようになってきており、それに代わる睡眠薬として、より副作用が少ないタイプの睡眠薬を処方しています。 そのなかの一つに、オレキシン受容体拮抗薬があります。覚醒に関与するオレキシン受容体に拮抗...
2024年5月22日読了時間: 1分
失禁関連皮膚炎(IAD: incontinence associated dermatitis)を科学する12
IADと鑑別が必要な疾患として褥瘡との違いは 褥瘡は下記の特徴があり 仙骨部や尾骨などの骨突出部 損傷範囲が明瞭 外力の除去が重要 IADは下記の特徴があります 排泄物に接触した部位 村荘部位の拡散が見られる 予防的スキンケアや排泄ケアが重要 You...
2024年5月21日読了時間: 1分
敗血症治療における皮膚所見の重要性
敗血症の定義は、「感染症で臓器障害が起きていること」です。 敗血症は早く対応しなければならず、そのためには、臓器障害が始まっている徴候を見抜かなければなりません。バイタルサインに加えて、身体所見としては、意識障害、尿量低下、皮膚の所見に注目します。...
2024年5月21日読了時間: 1分
失禁関連皮膚炎(IAD: incontinence associated dermatitis)を科学する11
IADと褥瘡を時に混同して報告受けることあります。これらの病態は明確に異なるものです。 IADと褥瘡の違い おむつかぶれ(IAD) 褥瘡 発生部位 排泄物に接触している範囲 骨突出部に一致している 範囲 拡散 明瞭...
2024年5月20日読了時間: 2分
意識レベル低下を排便時に防ぐ方法
最近の症例ですが、排便に伴い意識消失がある患者さんを施設入所中の患者さんにおいて経験しました。 排便の状況としては毎日少量ずつ出て、3~4日に1回大量に出る。便の性状は硬めで、摘便が必要なこともある。排便後に意識がもうろうとすることが月に1回くらいある。 前医の下剤の処方:...
2024年5月20日読了時間: 1分
失禁関連皮膚炎(IAD: incontinence associated dermatitis)を科学する10
IADで知っておきたい新しい「発生メカニズム」 IADの特徴として接触性皮膚炎と比較すると分かりやすいです。 接触性皮膚炎は組織障害起こした皮膚から異物が侵入し表皮外層で起こる反応です。 一方、IADは浸軟した皮膚から異物が入り込み、組織内部から障害を起こします。...
2024年5月19日読了時間: 2分
高齢者の薬の調整に必要なクレアチニンクリアランス
高齢者は腎機能が低下している方が多く、腎臓で代謝される薬を内服した場合、薬の血中濃度が上がってしまうため、腎機能によって薬の量を調整する必要があります。腎機能が低下しているかどうかが分かるのは血清クレアチニン値ですが、クレアチニンは筋肉の代謝産物のため、筋肉量の少ない高齢者...
2024年5月19日読了時間: 1分
失禁関連皮膚炎(IAD: incontinence associated dermatitis)を科学する8
IADの予防発生メカニズムと予防策 IADは過度の水分暴露(尿・下痢便)、脂質分解酵素(リパーゼ)により皮膚の浸軟(バリア機能破綻)を生じます。 これに蛋白分解酵素(プロテアーゼ)が作用して発赤を起こします。 さらに細菌が作用して潰瘍、びらんを生じてIADとなります。...
2024年5月18日読了時間: 3分
骨粗鬆症治療薬と高カルシウム血症の対策
エルデカルシトールに関して「エルデカルシトールによる高カルシウム血症と血液検査の遵守について」という文章が配布されました。 このような文章が配布される背景には、エルデカルシトールによる高カルシウム血症の症例が相当数あり、大きな問題になっているのではないかと推察されます。...
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