大腸がんの化学療法における治療の副作用は
殺細胞薬による骨髄抑制とそれに伴う発熱性好中球減少症・感染症に注意が必要です。
オキサリプラチン:末梢神経障害、アレルギー反応、嘔気・嘔吐、骨髄抑制
イリノテカン:下痢、嘔気・嘔吐、倦怠感、骨髄抑制(UGT1A2遺伝子多型は毒性↑)
5HU+LV:下痢、肝障害、粘膜障害
カベシタビン:手足症候群
S-1:嘔気、倦怠感、下痢、骨髄抑制、肝障害
分子標的薬に関しては、肺がんにて詳述したVEGF class effectに注意が必要です。
ベバシズマブ・ラムルシルマブ:VEGF class effect
バニツムマブ・セツキムマブ:皮疹、爪周囲炎、間質性肺炎、低マグネシウム血症、下痢、アレルギー反応
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