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がん緩和ケア+在宅医療医に必要ながん治療に関する知識を科学する 56

胃切除後の合併症として重要なものを挙げると

①ダンピング症候群は早期と後期に分けて考える必要があります

◆早期は食物が小腸へ突然入ることにより生じます

症状としては、動悸、冷や汗、ふらつき等が挙げられます

◆後期は高血糖による症状で、次に反応性の一過性低血糖を生じます

  対策としては少量を複数回に 分けてゆっくり食べることが必要です

②鉄・ビタミンB12吸収障害による貧血

貧血に関してはフェリチンで鉄をモニターします

ビタミンB12補充は、数年後に枯渇するので忘れてころに症状が現れます

症状としては、亜急性連合性脊髄変性症や認知症のリスクが挙げられます

その他のビタミンも吸収障害になる可能性があります

③骨粗鬆症に関しては骨密度のフォローが必要です。

#胃がんの治療

胃切除後の合併症

#ダンピング症候群

#鉄・ビタミンB12吸収障害

#在宅医療医に必要ながん治療に関する知識

#逗子、葉山、横須賀市、鎌倉市、横浜市の在宅医療

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