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パーキンソン病を科学する17

  • 執筆者の写真: 賢一 内田
    賢一 内田
  • 2024年7月5日
  • 読了時間: 1分


パーキンソン病治療薬の王様がドパ製剤であるなら、ドパミンアゴニストはクイーンと呼べるでしょう。

メリットとしては

・動作などに対する底上げ効果が挙げられます

デメリットとしては

・増量による幻視

・麦角系製剤では心臓弁膜症

・非麦角系製剤では突発性睡眠

が挙げられます。ただし、現在では麦角系製剤は殆ど使われませんので非麦角系製剤による突発性睡眠を考慮し運転を控えるなどの注意が必要です。

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