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失禁関連皮膚炎(IAD: incontinence associated dermatitis)を科学する13

IAD予防の為のリスクアセスメントとして

全身要因・皮膚の脆弱化を予防するためには

  • 低栄養状態

  • 血糖コントロール不良な糖尿病

  • 放射線治療中や治療歴(骨盤腔照射に限る)

  • 免疫抑制剤使用中

  • 抗がん剤薬使用中

  • ステロイド剤使用中

  • 抗菌薬使用中

  • ドライスキン

  • 浮腫

臀部・会陰部環境としては

  • 排泄物による浸軟

  • 皮膚のたるみ

  • 股関節の開排制限

  • 膀胱直腸瘤・直腸膣瘤

  • 便・尿以外の刺激物の接触

  • 長時間の同一退位による圧迫ずれ(排泄物の密着状態)

  • 介護力不足

  • 患者拒否によるケアの実施困難

  • 過度の洗浄・拭き取り

が挙げられます。

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