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栄養管理を科学する48~在宅医療あるある:高齢者の嚥下障害とは?

在宅医療の現場では、高齢者の「嚥下障害(えんげしょうがい)」に直面することがよくあります。

嚥下障害を理解するには、次の2つの側面から捉えることが大切です。

1. 咀嚼・食塊形成・送り込みの不全

食事を噛んで、飲み込む準備をする過程がうまくいかず、嚥下がスムーズに行えない状態です。

2. 食塊の咽頭残留・誤嚥

飲み込んだものが喉の奥に残ったり、誤って気道に入ってしまう状態。これらは定量的に評価することができ、**「見える化」**も可能です。

嚥下障害の主な原因は?

  • 義歯の不適合

  • 臼歯の咬合喪失(奥歯で噛めない)

  • 舌や首まわりの筋力低下

  • 筋力全体の衰え

  • 協調運動の障害

  • 口腔内の乾燥

  • 仮性球麻痺(脳神経の障害によるもの)

これらの詳しいメカニズムや対処法については、YouTubeでも解説しています!ぜひチェックしてみてください👇

📺 内田賢一 - YouTube🏠 さくら在宅クリニック(逗子市)🔗 さくら在宅クリニック公式サイト

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