top of page

栄養管理を科学する63~経管栄養 Step Down の方法

  • 執筆者の写真: 賢一 内田
    賢一 内田
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

〜経口摂取への移行は、段階的にがポイント〜

経管栄養を行っている患者さんが、少しずつ経口摂取へと移行していく過程を「Step Down(ステップダウン)」と呼びます。

この過程では、一気に経口摂取へ切り替えるのではなく、段階的に進めていくことがとても重要です。誤嚥のリスクや栄養の不足を防ぎつつ、安全に移行するために、以下のようなステップを踏んでいきます。

✅ Step Downの基本的な流れ(図解あり)

(※ここに図を挿入:「経管栄養 → 部分経口摂取 → 経口中心 → 経口のみ」などを段階的に示したもの)

  1. 現在の栄養状態を評価  必要なカロリーや栄養素が確保されているか、医療者がしっかり評価。

  2. 嚥下機能のチェック  ST(言語聴覚士)などの評価に基づき、経口摂取の可否と開始量を判断。

  3. 一部を経口に置き換える  安全な形態の食事を少量から開始し、経管栄養を一部カット。

  4. 経口摂取を徐々に増やす  体調や嚥下状態を見ながら、経口の割合を増やしていく。

  5. 最終的に経口のみへ移行  経管栄養を中止し、食事からの栄養摂取に完全に切り替える。

YouTubeでもわかりやすく解説中!

このStep Downの過程は、文章だけではイメージしにくい部分も多いと思います。そんな時は、ぜひYouTubeチャンネルをご覧ください。現場の経験をもとに、図解やイラストも交えて、わかりやすく解説しています。

在宅医療のリアルな現場から発信中!

さくら在宅クリニックでは、嚥下障害や栄養管理に関するお悩みに対して、現場で役立つ知識をわかりやすく届けています。ご家族や介護スタッフの方々と正しい情報を共有し、安心できるケアを一緒に目指しています。

チャンネル登録&公式サイトもぜひ!

これからも、現場の知見をもとにした情報発信を続けてまいります。チャンネル登録や公式サイトのチェックもお忘れなく!


Comments


© 2021 湘南在宅研究所 All Rights Reserved.

情報通信機器を用いた診療の初診において向精神薬を処方しておりません

bottom of page