転倒に対する運動介入の効果
この論文は、高齢者の転倒予防に関するRCTのメタアナリシスです。
結論として、運動により転倒を17%減らせるようです。
上の表を見てもらうと分かるように、転倒予防に最も効果が高かったプログラムは、高強度の運動介入(50時間を超える)でかつウォーキングを含めないバランス訓練を含むプログラムでした。(RR 0.58)
バランス訓練が転倒予防に効果的なのも分かりますが、驚くことに、バランス訓練をしないでウォーキングをすると逆に転倒が増えるのです。(RR 1.20)
すなわち、転倒リスクの高い高齢者に、安易に「歩け」というのは無責任な対応になるのです。
You Tubeにて在宅診療の知識を学んでみませんか?☟より
#高齢者の転倒リスク#17%低減#高強度のバランス訓練
在宅医療 | さくら在宅クリニック | 逗子市 (shounan-zaitaku.com)さくら在宅クリニックは逗子、葉山、横須賀、鎌倉の皆さんの健康と安心に寄与して参ります
Comments